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【イベント】レクレドールコレクション レポート2

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ランウェイが終わってホッと一息。
モデルの皆さま、本当にお疲れさまでした!

初めてのランウェイ、初めてのコレクションでしたが、
抜群のチームワーク、とても良い雰囲気の中終えることが出来て、私たちも本当に嬉しかったです!

ランウェイ後にお一人お一人写真を撮らせて頂きました。
オフショット写真と合わせて、各モデルさんのご紹介をさせて頂きます。

※当日かなり慌ただしい中の撮影だったため、撮影データの中からピックアップしておりますので、偏りがございます。どうかご了承くださいませ。

≪ ランウェイモデル ≫
初めてのランウェイモデル公募。
神戸で開催されるファッションショーにも関わらず、全国各地からご応募頂いたそうです。
厚く御礼申し上げます。

レクレドールコレクションの中で、NO.S PROJECTが過去最多のモデル応募総数だったそうです。
その中から選ばれた8名の方々。
このコレクションのために、地方から遠征された方も数名いらっしゃいました。

ランウェイモデルの選考はレクレドールコレクションが審査を行い、
選ばれた方の中から、こちらで各童話のイメージにピッタリな方をあてはめていきました。

童話のテーマごとにモデルさんのお写真から、顔の雰囲気、ベースの色、髪色、髪質を見させて頂き、
人が持って生まれた、肌、目、髪の色と調和し、個性を引き立て、魅力を最大限に活かす"パーソナルカラー"をくみ取り、
個性を惹き立てる"メイクシート"をお一人お一人に準備致しました。
どうぞご覧くださいませ。

~迷える森の赤ずきん~
モデル:Naoさん

レクレドールコレクション実行委員、しっかり者のNaoさんは、チームの連絡役となり、細かく対応して頂きました。
当日も多忙のため、あまり接する機会がなかったのが残念ですが・・・
NO.S PROJECTランウェイ、コレクショントップバッターとして華々しいスタートを切って頂きました!

応募写真よりも実物の方が何倍も可愛いNaoさん。
写真を撮られる際に少し緊張されて表情が硬くなってしまわれるタイプなのでしょうか。
自然なワンショットを切り取るとバツグンにステキです!!

実はアウターってモデルをやる上で意外と厄介なんですよね。
アウターを魅せなければいけないから、出来るポージングも限られてしまう。
ただランウェイを歩くだけになってしまいがちな、表現が難しいアイテムの一つです。
そのため、モデルとしての経験を持つNaoさんに、当店でも人気の高い「赤ずきんコート」を託しました。

大人っぽすぎず、子供っぽすぎもせず、純粋さの面影が残る様子がまさに赤ずきんにぴったり!
フードを取る時のしぐさもステキに、思わず後を追ってみたくなるような・・・
可愛いだけじゃない、"大人になった赤ずきん"コンセプトを等身大で表現して頂けたのが嬉しかったです!

~白雪姫~
モデル:とくなが まりな さん

モデルスクールに通われているまだ十代のまりなさん。
重ための黒髪、白い肌が白雪姫にぴったり!と満場一致で決まりました。

前日のリハーサル。
"白雪姫"に決まったと伝えられたときから、きっとこんなポーズが良いんじゃないか、こういう表現が良いのではと、
事前にしっかり考えて準備されたんだろうと思います。
モデルのお仕事に臨まれる上で、素晴らしい姿勢です。
世界観をたっぷりと表現するポージングに次々と挑戦しながら、完璧なウォーキングを披露。

未経験者がいる中のランウェイでしたが、
一人がバシっと決めると、自分ももっと頑張ろう!と、チームに程良い緊張感が生まれます。

決して雰囲気を壊さない、良い意味での緊張感。
攻撃的ではなく、チームに刺激を与えてくれる存在でした。

若い方のモデル起用でブランド側が気にされることの一つが言動だと思います。
言って良いことと悪いことの区別がつく人なのかどうか。
自分の言動一つが、ブランドのイメージを担っている重要性を、彼女はきちんと理解していました。
他にも数々の賞を取られているのも納得です。

"可愛い"だけじゃ済まされないのがモデルのお仕事。
この年齢から、モデルを仕事として捉える考え方、取り組み方が素晴らしかったです。

きっとこれからも沢山のランウェイを経験されることと思います。
将来がとても楽しみなまりなさんです。

~不思議の国のアリス~
モデル:りぃさん

モデル経験が無いとのことでしたが、応募写真を見た瞬間から、アトリエスタッフ満場一致で「アリス」に決まりました。
誤解を恐れずに言うと、彼女の最大の魅力は"嫌味がない"顔立ち。

敵が多いくらいが個性的で良いなんて言葉もありますが、
お洋服を見て頂く上で、モデルでお洋服、そしてブランドを嫌いにならない。
これは最大の武器だと思います。

生まれもった顔立ちに加え、内面からあふれ出る、爽やかな可愛さ。
純真無垢なアリスにぴったり!

前日のリハーサルでは、初めてのことで緊張や戸惑いも多かったと思いますが、
アドバイスと練習を重ねていくうちに、彼女本来の魅力が自然と引き出されるようになってきました。

本気パニエ、魅せ方が意外と難しいんですよね。
自分が思っているよりもちょっと大げさにやるくらいが舞台映えするコツですが、
オーバーにしすぎると品が無く見えてしまう。
鏡を見ながら、どの程度の加減が丁度良いか、体で覚えていきます。

真っ白なパニエをふんわりと綺麗に魅せるターンも見事に決めて、
ちょっとの差でぶりっこに見えてしまうポーズもとってもキュートに!
ステージを見て、彼女のトリコになってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

~迷える森のクリスマス赤ずきん~
モデル:岸本愛羅 さん

今回のランウェイの中で、この赤ずきんロングマントが一番難しいお洋服でした。
ベロア生地を贅沢に使用し、マントがたなびくよう、ハイヒールを履いて床スレッスレの丈の長さに。

生地の重さを歩いて浮かせるため、レベルの高いウォーキングが必要とされます。
ターンのたび、遠心力と重力で足にまとわりつこうとする生地を、絶妙な加減で綺麗に魅せなければなりません。
歩幅、速さだけでなく、自分の動きに生地がついてくるように操るのがこのマントのコツ。

当日、集合時間に彼女は現れませんでした。
刻一刻とステージ開始時刻が迫る中、連絡が取れない。
このコレクションのためだけにデザイン、開発して作った赤ずきんマント。
このコーディネートをランウェイから削るわけにはいかない。

万が一の事態に備え、NO.S PROJECTのモデルが代打を努めることにし、ギリギリまで待ちました。
もう時間がない・・・
タイムリミットが迫り、緊迫感高まるなか、彼女が到着しました。
前日に日頃の疲れから体調を崩され、病院に行かれていたそうです。

時間がない中、簡単にウォーキングを見せて、ポイントを押さえてもらい、
すぐに着替えてウォーキング練習。
何度か練習を重ねて、本番では見事なウォーキングを披露して頂きました。

万全な体調とは言えない中、短時間ながらも結果を残す。
彼女の素晴らしい仕事ぶりでした。

~メイド~
モデル:アマンダさん

エキゾチックなお顔立ちのアマンダさん。
当日彼女と挨拶させて頂いたときから、とても感じの良い、笑顔の絶えない方でした。

モデル未経験者がいる中、積極的にそのお二人に話しかけ、
緊張をほぐそうとする優しさが終始感じられたのがアマンダさんの素晴らしいところ。
自分だけを魅せるのではなく、みんなで一緒にランウェイを作り上げていく。
本番前はどうしても裏方の空気がピリピリしていく中、こういうことが自然にできる。

今回のランウェイのテーマは"童話"
個人プレイだけでなくチームプレイも重要です。

特に執事とメイドといったように対になるコーディネートは、選ばれたモデルの方の中から、
身長、ボディサイズのバランス、顔立ちの雰囲気からイメージがぴったりくるように、
どういう組み合わせ方が綺麗なペアになるか意識してあてはめていきました。

そして、ランウェイ本番。
おしとやかなメイド、ターンも華麗に決めて、綺麗なランウェイだけじゃ無いのが彼女の凄さ。
ランウェイモデルは動画と写真の両方で撮影されますが、
動画で撮ったときの所作も、一瞬一瞬を切り取った写真も画になる1枚。

動いている姿がステキな動画に強い人、一瞬を力強く決める静止画に強い人っていますが、
その両方を自然にこなす彼女のポテンシャル。

ランウェイ後は積極的に来場者やブースに声を掛けて、自分の着ているお洋服をアピールしていく。
細かいところに気を配りながら、要所要所をきっちり押さえる、モデルの鏡のようなお仕事ぶりに感服致しました。

※メイドモデルだった方が急に出られなくなってしまったため、メイクシートはアマンダさんのものではありません。
当日はアマンダさんのお顔を見させて頂きながら、元々のお顔立ちを活かしたメイク、ヘアを完成させました。
彼女もオータムタイプなので、ボルドーリップがお似合いです♪

~執事~
モデル:由樹さん

モデル経験が無いなんてとても思えないほど、非常に素晴らしい"執事"の立ち振る舞いでした!
前日のリハーサルの際も、ウォーキング、ポージングでこのようなモーションを入れて欲しいとお願いしたところ、
一発目からスッと出来る素晴らしさ。なかなか出来るものではありません。

「何かされてました?」と尋ねると、大学で演劇部に所属されていたそう。
「なんでもやりました。武士も(笑)」道理で肝が据わっている。

当店のお洋服の中でも、ウエストでぴっちりサイズが決まってしまう"乗馬風パンツ"
「コレクションのために体を絞りました!」と徹底した役作り。

「このお洋服、どこを見せたらいいですか?」と、まず一言目に尋ねてくれたのが、とても印象に残っています。
モデルは自分を見てもらうだけでなく、お洋服を着た自分を見てもらう、そこに気づいてくれたことが何より嬉しかったです。

真似のレベルではなく、自分が役そのものになりきる。
立ち姿、お辞儀をする姿、指先の動き一つとっても、綺麗な所作。
見事でした!

初めて応募写真を拝見したときから「この人絶対いい人!」とアトリエで話題持ち切りでした。
現場でも、他のモデルさんたちとお話をしながら楽しませてくれました。
皆が自分の力を出し切れる和やかな雰囲気づくり、コミュニケーション能力がバツグン!
だけど仕事をする場面ではキッチリと。カッコイイ!
きっと普段からムードメーカーなのでしょう。

実際お会いしてみると、応募写真のイメージから良い意味で裏切られた、とっても凛々しい方!
(ここに掲載出来ないのが残念なくらい、ユニークな応募写真でした!)
オータムタイプの方なので、ボルドーのリップでキリッと引き締めて。
シニヨンに結い上げた執事がピッタリ!

~おやすみ白羊~
モデル:美智留さん

永遠に醒めない眠りに堕ちていく羊シリーズは、人間っぽくない、創造上の生き物といったイメージが着想の発端。

日本人が着こなすにはなかなか難しい"真っ白なドレス"
そして、このコレクションのために一から創り上げた大型の角カチューシャ。

どうでしょう。この異世界の住人の完成度!
繊細で美しい氷の彫刻のよう。
見事にこの世界観を体現したといっても過言ではないでしょう。

このおやすみ羊ワンピースはコレクションの中で赤ずきんに次いで2番目に難しいコーディネート。
たっぷりの生地とドレープを、歩く歩幅とスピードでふわっと浮かせ、
ターンのとき、自分に合わせてふわぁと一緒に生地がついてくるように絶妙なサジ加減。
このお洋服の一番の魅せどころをしっかり決めました。

当日は運営側の不慣れな案内の中、各ブランド、すでに集合時間を過ぎても、
入口から裏方へ辿り着くことが出来ない人が大勢いました。
それが分かるとすぐに「私が探して連れてきます!」と飛び出し、案内役を買って出てくれました。

今回のランウェイ、モデルの面々は全員が初対面。
我々も含め、皆が勝手が分からない中、積極的に自分から動いていく。声をかけていく。
なかなか出来ることではありません。

その場の状況を瞬時に判断し、今自分に何が出来るかを考え、一分一秒を無駄にせず、行動に移す。
本来ならば我々が率先して指示を出さなければならないところを、決して出張りすぎず、
私たちが仕事をしやすいように先回りする、その心くばりに感銘を受けました。

~おやすみ黒羊~
モデル:真城 飛鳥さん

応募写真を拝見した際は、もっとこう前に前に出ていく方なのかとお見受けしていましたが、
実際お会いして話していく中で、彼女の男気を感じる人間性に惚れました。

良い意味で、存在感を消す飛鳥さん。
写真から強さを感じるのに、実際お会いすると驚くほど優しい雰囲気。

謎に包まれた魅力を内包する黒羊。
世界観をとことん追求した、一点モノの本気”角カチューシャ”
ゴールドとボルドーで彩りを添えて、ボタニカルな角カチューシャ、至極の逸品。

角のインパクトに負けることなく華やかな存在感を放つ飛鳥さんが、
見事に世界観を表現してくれました。

会場の中央まで行って返ってくる。時間にして数十秒。
ランウェイの一人の持ち時間はたったこれだけ。

一度限りの一発勝負。
どのように観客に印象づけるか。

「じっくり時間をかけてランウェイをたっぷり歩きました!」
言葉通り、堂々たるウォーキング。
会場全体にアピールする、伸びやかな表現力。

接していて本当に気持ちの良い人間性が彼女の最大の魅力。
今後の飛鳥さんの活躍が楽しみです。

~黒羊&白羊~
おやすみ羊ワンピースは黒羊と白羊で一対。
奇しくも、選ばれたモデルの中から丁度お二人が同じ身長、ボディサイズ。
これは運命。
黒羊はエキゾチックに、白羊はエルフのように。
対になるイメージがパチンとハマったお二人に決定しました。

黒羊はゴールド、白羊はシルバーで、メイクや雰囲気すべてが対になるように仕上げました。

≪ 総括 ≫
いつもNO.S PROJECTのwebshopでは顔を切ってしまうので気にしたことがなかったのですが、
改めて童話のランウェイに向き合ってみると、誰もが憧れる物語の主人公は、人間性そのものの雰囲気が大切なんだと再認識しました。

今回のランウェイで大変だったこと、一番目はお洋服の移動。
衣装だけで一番大きな段ボール箱6箱分!

本気パニエ4つ、運命のパニエ1つ、おでかけパニエ2つ。
ふわっふわなボリュームを保ったまま東京から神戸へ、そしてリハーサル会場から本番会場まで移動させなければならない。

移動の車の中では、後部座席の上の手すりのところにハンガーでパニエを吊るしていました。
パニエのボリュームが凄すぎて、両サイドからフリルの波に挟まれて車に揺られての移動でした。

次に大変だったのがお洋服の着せ付け。
当店のフルコーディネート、しかもコレクションのスペシャルバージョンのため、
着るときにちょっとコツが必要だったり、着用する順番を気にしなければならないアイテムもあります。

各童話ごとにスタッフを配置し、着せ付け。
すべての童話の主人公が出来上がっていく様子が、見ていて本当に楽しかったです。

終わったあとはドッと疲れが。どこかで気持ちが張り詰めていたのだと思います。
神戸観光なんてそんな余裕は一切なく、帰ってからはクリスマスに向けて大忙し。
そんなこんなでレポートのアップが年末になってしまいました。

初めてのことばかりでしたが、学ぶことが多くありました。
ここで得た経験を糧に、またNO.S PROJECTの新たな一歩を踏み出していこうと思います。

≪ オフショット ≫

≪ MC衣装提供 ≫
はにゃっぺさん、臼井さんの二人のMCに各2パターンの衣装提供を行わせて頂きました。
残念ながら、羊コーディネートのお二人でのお写真がございません。
お手持ちの方がいらっしゃいましたらご一報頂けますととても嬉しいです。

★ピアノコーディネート(はにゃっぺさん)
*二次元と運命が交差するブラウス ホワイト
*ピアノスカート
*本気パニエ ブラック

★バイオリンコーディネート(臼井さん)
*貴婦人フリルブラウス ボルドー
*バイオリンスカート コゲチャ
*本気パニエ プレミアムボルドー

★おやすみ黒羊コーディネート(はにゃっぺさん)
*おやすみ羊ワンピース 黒羊
*"迷える仔羊"角カチューシャ X'masバージョン 黒羊

★おやすみ白羊コーディネート(臼井さん)
*おやすみ羊ワンピース 白羊
*"迷える仔羊"角カチューシャ X'masバージョン 白羊

~黒羊&白羊~

≪ リハーサル風景 ≫

最後にもう一度、ランウェイ動画をご覧くださいませ。

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